親の思いと親への思い、

そして、自分の人生の夢を忘れないために。

介護で大変なのは、状況が変わっていく点です。

しかも、一定期間ごとにというわけではなく、

緩やかに変わることもあれば、急激に変わることもあります。

その都度、介護保険サービスなどを選択し、決定していくことになりますが、

たまにしか会わない親の言動に基づいて、

「親はこう感じているはず。こうしたいはず」と推測しているうちに、

やがて、あなたにとっての理想の介護へと

突っ走ってしまう可能性もあります。

実は、かつての私がそうでした。

「両親には、こういうカタチがベストのはず」と決めつけた上、

聞きかじった程度の知識をもとに

自分にとって良いものを選び、

頻繁に利用施設を変えてしまっていたのです。

同時に、仕事より介護に力を入れすぎ、

自分の人生の目標をすっかり見失っていました。

そんな失敗を防ぐために、

時々、スタート地点の思いと、今、進んでいる方向を

チェックすることが必要だったのだと、今の私ならわかります。

「それぞれらしさ」を文字にしておく、

COMPASS BOOK。

COMPASS BOOKは、そんな私の経験にヒントを得たツールです。

介護の初期、つまりあなたが介護に携わり始める時点で、

これからどんなふうに介護にかかわっていくのか、

そして、大切な人が、今、どんなスタイルで暮らし、

どういうふうに「これから」を過ごしたいのか。

それを１冊のブックレットとしてまとめておくというものです。

目的は、介護する人、受ける人が、それぞれに人生を全うできるよう、

現時点での「それぞれらしさ」を記録しておくこと。

私があなたに（できれば大切な人にも）インタビューをさせていただき、

簡潔な文章にし、印刷・製本してお届けします。

これがあれば、初心を忘れず、一貫した方向性で介護ができます。

また、状況に応じて方針変更を行う際の拠り所にもなります。

 
ミニ写真集付きのわけは。

介護に備えて親の情報を集めるのは、けっこう難しいものです。

「エンディングノート」や「終活」同様、

「最期」を連想させがちな言葉と捉える人も多く、

昔のことを話したりすることにためらいを覚えることがあります。

そこで、例えば、あなたが介護する方の誕生日（あるいは結婚記念日や母の日、

父の日など）に「写真集を贈りたいから」という理由を設定して、

私がその方にお話を聴かせていただくという仕組みを考えました。

ZOOMを通して、日頃の生活ぶりや「大切にしていること」などについて、

じっくりインタビューさせていただきます。

集めた情報とご提供いただいた写真を整理し、印刷・製本したものを

あなたにはCOMPASS BOOK（ブックレット）として、

そして、あなたの大切な人にはミニ写真集としてお届けします。

【当サービスを利用するメリット】

👍オンラインで完結する。 ※ZOOMを利用
👍いまの気持ちをしっかり傾聴してもらえる

👍親の暮らしぶりや、思い出話、こだわり等がわかる

👍親とゆっくり話すきっかけになる

👍親との程よい距離感を考えることができる

👍あなたらしい介護のスタイルを決められる

 

【こんな方にお勧めします】

  ✅親の最近の生活ぶりを知らない
  ✅親のかかりつけ医を知らない
  ✅親の親友の名前や連絡先を知らない

  ✅近所づきあいの様子を知りたい

  ✅親の若い頃の話を聞いてみたい

  ✅親の価値観を聞いてみたい 等々

意外と知らないこれらのことを冊子にまとめておくと、将来的にご家族や介護職の方々が、よりよい「かかわり」を考える上でとても強力なヒントになります。


【サービス内容】

・親御さんには、素敵な思い出を集めたミニ写真集をお作りします。

  余白ページには、これからの新しい思い出をストックしてもらいましょう。
（できれば親御さんともZOOMでお話しをさせていただきます）

・あなたには、親御さんの情報をまとめたCOMPASS BOOKをお作りします。

  趣味や経歴、生活のこだわり、大切にしている習慣などの情報は、
  関わりに困った時のヒントになるなど、介護のさまざまなシーンでとても役立ちます。また、
  介護を始めるいまのあなたの思いや、「人生と介護のバランス」についての考えも明記して
  おきます。


【サービスの流れ】
・まず、「親とのほどよい距離」や「介護と仕事のバランス」など、あなたがいま迷っている課題に 
  ついてのご相談を承ります。同時に、親御さんについての情報もお聞かせいただきます。
・冊子作成の工程に入ります。親御さんのご協力が得られる範囲で、ZOOMにてお話を聞かせていただきます。